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【裏ブログ】3.スタイリスト育成に3~5年をかける本当の意味

著者: 大村 考也


前回の話題でも上がったように日本ではアシスタント(見習い)からスタイリスト(一人前の美容師)になるまでにどのお店も平均3~5年(それ以上も)
かかります(近年は10年アシスタントなってのも・・・)

何故それほど、修行しなければならないのか?「見習いなんて1年あればいいんじゃないの?」みたいなことを言うと
多くの美容師はこう言います
「ムリでしょ、そんなに甘くないよ」( ̄▽+ ̄*)
みたいなセリフが1位でしょうか。
裏返せば
「皆が3年、5年かかっているのに何言ってるの?」ヽ(`Д´)ノ
という心理が大きいでしょう。

要するにほぼ全面否定的な答えが返ってきます(ためしに美容師に聞いてみてください)
ほとんどの美容師は1年でスタイリストになった人を知らないし、見たこともないので当然かもしれませんね。
まれにそういったことを知っている人もいますが。

<ここからが問題です。>

しかしながら、経営者(美容師)の中でも「現状よりももっと早い段階で(一年じゃなくても)スタイリストに育成できる」ことを知ってか知らずか、

わざと長くダラダラとアシスタントの状態にさせることをしますガーン

というより、

アシスタントからスタイリストに昇格させられない状態があるビックリマーク

というのが正確です。
「昇格させられない状態」とは何でしょう?

その状態を説明する前に、分業美容室のアシスタントの存在意義についてお話します。
※分業美容室=(皆で手分けして施術を行う現在のごく一般的な美容室)
あれ?存在意義なんてあるの?って思われますよね。
そうです、

「分業美容室ではアシスタントは意図的に存在しなければならない」


第一話でもあったように、分業美容室はアシスタントを使って施術分担することによりお客様の入りの回転数を上げるやり方です。
アシスタントがになったら回転数は落ち売り上げも下がってしますのです。
したがってアシスタントは絶対必要なのです。
これが分業美容室内でのアシスタントの存在意義です。

ここまでお話すれば、「昇格させられない状態」とはどんな状態なのか察しがつくことかと思います。
その店内の現在の状態でスタイリストとアシスタントの役割分担上での人数配分がベストな時(回転率が最も良い)が、「昇格させられない状態」です。
もっと極端に言ってしまうと、そのアシスタントをスタイリストに昇格させるとアシスタントがになるのが一番ありえない状態です。
「じゃあ更にアシスタントを新たに雇えばいいじゃないか」
ということなんですが、椅子(セット面)の数は限界があります。
お店を大きくする以外ありえない状態です。(これも簡単にいく話ではないですよね)

仮にお店を大きくするとしても土地的に無理でしょうから移転、もしくは新店舗設立になりますよね。
まあ、大多数の店がそんなこと出来るか出来ないかはそこらじゅうにある美容室を見ていただければわかると思います。
えばスタイリスト3名、アシスタント2名の美容室があります。
アシスタントの人が仮に3年、4年目にスタイリストに二人ともなったとします。
お店のキャパはとっくに限界です。(椅子的に)
次の店、1店舗出します。
ソレを10年、20年繰り返したらどうなりますか?
そこらじゅう美容院だらけ(今現状にある比ではない)になりますが、なってますか?
なってませんね。
じゃあ、アシスタントの人たちの多くはどうなってるのでしょう。
知っている方もいるかとは思いますが、
殆どのアシスタントがスタイリストになる前にやめます
ハサミでお客様を切ることなくやめます
普通の美容室に行かれて
「アレ?あのアシスタントの子いないなあ」
って気付くことありませんか?
もしくは
「またスタッフ変わった」等。

で、次に新しいアシスタントを雇うというわけです。
人材の使い捨てですね。
使い捨てするつもりがあってもなくても、実質使い捨ててますね。

逆に「昇格できる状態」・・・というより正確にはオーナー「昇格させたい状態」とは、
現状のスタイリストが辞めた時ですね。
入れ替わりが欲しいのです
この時アシスタント暦が2年しかいなければ3年予定の計画でも、急速に半ば無理やりでも昇格させるでしょう。
きっと育成者はそのアシスタントに対してこう言います
「ちょっと計画より早いけど、やってやれないことないから大丈夫。経験を積みながらでも問題ないよ」
アシスタントのある美容室が問題とは思いません、そういったやり方で売り上げを上げるのもビジネスとして良いと思います。
本当に問題なのは・・・・・・・

アシスタント=お手伝い=見習い

ということです。
何が言いたいかというと、
見習いとしての美容師はアシスタント(お手伝い)をしたくて美容師をしてるわけではないのです
スタイリストとしてお客様を担当するのが目的です。
アシスタントが見習いの通り道???
それは建前です!!
経営者の本音からいえば、店を回転させるためのひとつの職業(役職)です!!ショック!

スタイリスト育成に3~5年をかける本当の意味わかりましたか?
そうです、3~5年の間に何らかの理由で(後にその話もします)既存のスタイリストが辞める率が高く、その代用として
自分がスタイリストになれる「順番」が巡ってくる平均的な年月のサイクルなのです。

次回は分業美容室でのお客様視点でのデメリットのご紹介↓

【裏ブログ】4.分業美容室の問題(お客様目線)

※今回もかなりの独断と偏見内容ですので、全てが100%の事実とは限りません。

\  この記事はプロの美容師が執筆しています /

著者:大村 考也

埼玉県上尾市の美容室
Hair salon BLUE MOON

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